地盤の用語集 - 宮城地盤改良NAVI|宮城県の砕石地盤改良工事・工法
地盤改良コラム

地盤の用語集

圧密(あつみつ)

土が荷重(圧)を受けることで、体積が減少すること。土に圧がかかることで、
より密実になるという意味。

圧密沈下(あつみつちんか)

地盤が荷重を受けることで徐々に起こる沈下するという意味。

暗渠(あんきょ)

地下につくられた排水路。

安全率(あんぜんりつ)

許容支持力を算出するための数値。

一次圧密(いちじあつみつ)

飽和粘土のような透水性の低い土が荷重を受けると、内部の間隙水が長時間をかけてゆっくりと排水しながら体積が減少していく現象。

液状化(えきじょうか)

飽和した砂質土が、地震などにより間隙水圧が上昇して有効応力が減少する結果、せん断強度を失い土粒子が間隙水の中に浮いた状態になる現象のこと

溺れ谷(おぼれだに)

土砂供給力のない小河川の谷の出口が、自然堤防や三角州の堆積物でふさがれることによって形成される。泥炭など極めて軟弱な地層で構成される。

許容支持力(きょようしじりょく)

極限支持力を適当な安全率で割ったもの。地盤の許容支持力に対して計算式では、長期の場合は3、短期の場合は1.5を安全率としている。

許容地耐力(きょようちたいりょく)

許容沈下量から決まる支持力と許容支持力のうち小さい方を許容地耐力とする。

許容沈下量(きょようちんかりょう)

上部構造の機能及び構造特性を損なわない範囲で許容される基礎の沈下量。沈下量の許容値として、圧密沈下に対する許容値と即時沈下に対する許容値がある。

黒ぼく(くろぼく)

腐食に富む黒色の粘性土。火山成黒木(火山灰質有機質土)と非火山成黒ぼくとに分けられる。火山成のものは北海道から九州の火山灰土地帯に、台地・丘陵・山麓や
山頂平坦面上に、粘性土化した火山灰を母材として、過去の草原植生化に広く分布している。非火山成のものは本州中部、特に東海地方の洪積台地上で過去の草原下に分布
している。

後背湿地(こうはいしっち)

自然堤防や砂州などの背後にある定置。洪水などで溢れた氾濫水が河川への排水が妨げられ長期間滞水している非常に軟弱な地盤。腐植土の堆積も見られる。

三角州(さんかくす)

河川の河口に堆積したもの。河川の運搬力が小さくなったため、体積作用によって形成される。また、三角州には干潟や砂州もみられる。土質は細砂・粘土などを主体
とした軟弱な地盤である。

支持層(しじそう)

非常に硬い地層。構造物を支え得る地層。

支持力(しじりょく)

地盤の破壊に抵抗する力。地盤に荷重がかかっても破壊されずに支持できる力。

自然堤防(しぜんていぼう)

河川の氾濫によって、運ばれた土砂が運搬力の現象によって河岸に堆積した地形。現河川や旧河川の両岸・片岸に帯状に形成された微高地。排水が良く、地盤は比較的良い。

扇状地(せんじょうち)

山間部を流れる急流河川が平坦地に出るとその流即が弱まり、運搬してきた粗大な砂礫を山地からの出口をかなめに扇状に堆積させた地形。多量の被圧水、伏流水があり、扇状地の末端部では地下水が湧出する。地盤がよく古くから集落が発達している。

カタログ
ダウンロード
無料見積り
・お問合せ